ボードゲーム『バトルテック』は、戦場を模したヘクスマップ上にメックのコマを複数配置して、メック同士を戦わせるという一般的なウォー・シミュレーションゲームの体裁をとっている。武器の命中判定は六面体サイコロ二個によって行われる。
メック同士の戦闘は「弾薬の雨を浴びせて敵メックの装甲と武装を破壊しつくし、それからまた弾薬の雨を浴びせてその下の内部中枢を破壊しつくして、ようやく敵メック一機を撃破できる(もちろんその間にこちらも相手から弾薬の雨を受け続ける)」という消耗戦が基本で、一撃必殺が基本な日本のロボットアニメとは異質な、爽快感を欠くものだった。ただし、バトルテックにおいても運が良ければ僅か数発の命中で、搭載弾薬が誘爆し敵を撃破できる事はある。
また、そういうシステムである以上、鈍足だが重装甲・重武装の重量級メックが圧倒的に強く、「蝶のように舞い、蜂のように刺す」日本のロボットアニメに慣れたロボットアニメファンには不評であった。
メックは手、足、胴体、背部、頭部など、各部位ごとに耐久力が存在しており、敵からの攻撃によるダメージは命中した部位の耐久力を削ることになっている。また、武器も各部位ごとに装備でき、手にはライフルや剣を持ち、脚にはミサイルポッドや予備弾薬をつけるなどといったことも可能である。弾薬などを装備している部位が攻撃されると誘爆し大ダメージを食らうこともある。各部位ごとに自在に装甲を施す事も可能で、弾薬を積載し弱点となり易い場所は重点的に、多少破壊されても困らない所は装甲を削って重量を他に回す事も出来る。カスタマイズにより後ろから撃たれる事を考慮しないで前面装甲のみを強化する事も可能だ。ただし頭部は装甲を厚くすることができないため、どのメックにおいても弱点となる。
歩行兵器であるため、足へのダメージは致命的問題となる。ホバーエンジンを搭載していれば足の片方を失ってもかろうじて移動する事も可能だが、両足を失ったメックは撃たれるままになる前に自爆してしまう等の保全機構(破壊されていないメックは敵にとって部品取りの補給物資にされてしまうため)があるため、足への攻撃は基本であると共に、もっとも警戒しなければならない問題である。
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